
付録A
注:DISCコマンドの使用は、未確認データの喪失となる場合がある。
3.3.5.2.2 DMフレーム
DLSがリンクしていないDLSからXIDあるいはTESTを除く何らかの自局宛のフレームを受信した場合、そのDLSは、DMフレームを応答するものとする。すべてのDMフレームは、Fビットを0に設定して伝送されるものとする。
DMフレームを送信あるいは受信した航空機は、他にリンクが無い場合、LMEのよるリンク確立を起動するものとする。DLEは、すべての受信DMを(Fビットには関わらず)DM(F・O)として扱うものとする。
注1:LMEがハンドオフを実行中の場合、XID_CMD_HO(P=1)再送信するかT3タイマが超過す一るまで待機するものとする。
注2:無効フレームを受信した局は、DMを応答する代わりにフレームの廃棄を選択しても良い。
注3:リンクしていないLMEから自局宛のXIDを受信したLMEに関する手順は、3.4.4項による。
3.3.5.3フレーム・リジェクト・モード
ABMあるいはSRMの場合、DLEは、FRMRコマンド送信後にフレーム・リジェクト・モード(FRM)に入るものとする。そのDLEは、UAフレーム(F・1)を受信した後にのみ、再びABMに入るものとする。
3.3.5.4セント・セレタティブ・リジェクト・モード
ABMにおいて、DLEは、SREJ送信後、セント・セレタティブ・リジェクト・モード(SRM)に入るものとする。そのDLEは、紛失したINFOフレームを受信した後にのみ、再びABMに入るものとする。
3.3.6 P/Fビットの使用P/Fビットの使用は、3.3.6.1項から3.3.6.4項で修正される点を除いて、ISO4335に詳記された手順に従うものとする。
3.3.6.1 一般
DLEがPビットを1に設定したコマンド・フレームを受信した場合、対応するレスポンス・フレームのFビットを1に設定するものとする。アドレス・フィールド中のC/Rビットは、コマンドとレスポンス・フレームとの曖昧さを解消するために参照されるもの
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